水の国・ミーミルの王女クリンの側近・兼・王宮画家。一般家庭に生まれ育ち、独学で絵を描いていたが、ミーミルの王宮で開かれた美術展覧会に作品を出展したところ、当時幼かった王女・クリンに作品を気に入られ、王宮画家となる。
怠け者でだらだらしていて、自分の気が向かない時はひたすらごろごろしている。また、敬語が苦手で国王や王女にもタメ口でしゃべる。王女からは怒られない。
芸術家の多くの例に漏れず、性格に難があるということでクリンの側近をやめさせられそうになるが、彼女の猛烈な説得で毎回事なきを得ている。
ノーラもまた、自分の才能を見出してくれたクリンを溺愛しており、愛情の裏返しか、よくちょっかいをかけてはクリンを困らせている。
武器は王宮から支給されたオートマチックピストル。常に持ち歩いていないと王宮の他の給仕に怒られるためレッグホルスターで身につけるようにしているが、自ら前線に出ることはない。ピストルのかっこいい構え方を考えるのは好き。
魔力はあるが、魔法は頑張っていないので得意じゃない。
魔界の西側、大海原の海底にある小国。人魚族と人間が共存していて、住民の多くは人魚と人間のハーフやクォーターで、例に漏れずノーラも人魚1:人間3のクォーターである。
王族は代々純血の人魚族。人間が暮らすために、海底にある国全体に大気の結界を張り続ける重要な役務がある。
銃火器や産業機械の製造技術が発展していて、同じ魔界のニヴルヘイムやムスペルヘイムでも、「MADE IN MIMIR」の文字を見ない日はない。
また、貝殻を加工したインクも名産品である。